餅つき!

西栄寺の餅つき大会です!
介護部のスタッフ有志も集結して、お寺の本堂に供える鏡餅などを懸命に作ってくださいました。
仏教には精進ということばがありますが、〝精〟という漢字は〝米が青い〟と書きます。これは餅つきのことという説があって、米が青くなるまで、つまり餅になるまで突き続けなくてはならない、休んではならないという意味になります。
精進と聞くと、精進料理のイメージのせいか、どこか落ち着いた静寂の感覚がありますが、実は、がむしゃらに突き進むのが精進というべきです。

職員募集!

おかげさまで、介護事業がすくすくと成長し、利用者さまのご依頼も多く、来年に向けて新しい職員を募集することにいたしました。
特に介護事業などの福祉において最も重要なのは、利益、効率、設備などではなく〝人〟であります。
聖徳太子の憲法十七条、第一条に「和を以って貴しと為す。忤(さからう)うこと無きを宗と為す。」とあります様に、職員同士が互いに尊重しながら一体となって利用者さまのお手伝いができるように心を強くしています。

ご法事

介護の利用者さまがご往生なされて早1年が経ちました。
本日は、西栄寺の本堂で一周忌を執り行い、ご親族はもちろん、介護職員やお寺の職員も一緒にご供養をさせていただきました。
私たちは、お寺の介護として、利用者さまがご逝去なされた後も、介護職員や僧侶ができるだけ関わり、残された方々の支援と仏さまのご供養などのお手伝いを致しております。
利用者さまの想い出話などを皆でわかちあいながらお偲びするのが、私たちお寺の介護の在り方です。

にこぽん忘年会

お寺の介護はいにこぽん合同忘年会を開催しました。
各回恒例の〝お土産ゲットじゃんけん大会〟で盛り上がり、最高ランクのお土産は〝現金1万円〟で、お坊さんヘルパーが1名、デイサービスのスタッフが1名の計2名が獲得しました。
普段接する機会の少ない職員同士が、仕事から離れて大騒ぎすることも大事なことだと感じ入りました。

介護事務の負担軽減策

中小の介護事業所のほとんどは、事務員を雇用する余裕はなく、職員はケア業務を最優先し、事務作業を後回しにせざるを得ない状況です。
私たちの介護事業部においても、事務長とともに管理職や現場リーダーは夜遅くまで残業し、なんとか事務作業をこなすような状況です。
以前より、介護業務の負担軽減については、介護保険給付に関する①提出書類の簡素化や②様式の標準化 ③ICTによる効率化 などの対策が重要だといわれてきましたが、11月27日に開催された〝第5回社会保障審議会介護保険部会介護分野の文書に係る負担軽減に関する専門委員会〟←(長いわ!)である程度具体的に示されました。特に提出書類のICT化に対する負担軽減の期待は大きく、ブラウザ入力ですべての申請が完了できれば、事務作業は相当軽減できると想像します。
(画像資料:厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08069.html

新しいフットマッサージ

近隣住民のご厚意により、新しいフットマッサージを購入することができました。
フットマッサージは、空気圧で脚全体をマッサージし、血流を良くし、浮腫みを改善し、筋肉をほぐしたりと、リハビリ効果の高い機械です。
以前からあるフットマッサージと併せて、2台のフットマッサージが利用者さまの健脚を維持するお手伝いに精を出しています。

健康セミナー

私たちが体をこわしてしまう原因を大きく分けたら、〝免疫系のトラブル〟と〝自律神経系のトラブル〟の二つになります。
免疫系は食事で整え、自律神経系はゆっくりとした行動で整えます。
そのためには、あらためて日常の生活を見直して、自分に合った改善方法で健康を維持するのことが大切です。

おでこメガネがよろしくないね。

にこぽんデイの外部研修

にこぽんデイサービスの研修で〝大石順教尼の記念館〟に行きました。
社会福祉の源泉をひもとけば、宗教的コミニティーの互恵精神に行き着きます。
お寺の介護はいにこぽんは、そのような宗教的コミニティーに限らず、地域福祉の担い手として奮闘していますが、この意義は、お寺の方から現代社会の多様化に合わせながら、より多くの人たちに対して支援することで、地域福祉向上の一助を目指すことにあります。
浄土真宗の教義を伝導することも重要ですが、それと同時に、それ以上に、お寺の介護はいにこぽんでは、お寺の雰囲気が持つ安穏力や、浄土真宗の教義によって導かれた宗教者が持つ包容力と、その中で伸び伸びと働く介護の専門家たちの実践力、この三つの力が一つに編み込まれた〝支縁力〟で、多くの人たちのQOL向上を実現することを最大の課題にしています。