緊急事態宣言解除!

21日政府からの発表で大阪兵庫ともに緊急事態宣言が解除されました。
私たち介護事業部も4月8日以降は事業課同士の行き来を制限したり、
サ高住入居者さまへの面会を制限し、さらにサ高住の入居者さまのデイ
サービス利用を休止するなど措置を行って参りました。
6月1日以降は、これらの措置をすべて解除する方針です。
ただし、感染予防については、三密を避ける、消毒を徹底する、従業員の
健康管理を促すなどの対策を継続強化して参ります。

介護事業は、社会インフラとして必要不可欠です。
そのような使命感のもと、心を強く持ってコロナウイルスととの戦いに
これからも挑みます。

百忍

「変に処しては〝百忍〟の意を以ってこれにあたるが如し」
中国古典の指南書「菜根譚」にあることばです。
「変に処しては」とは人生において踏ん張りどころであり、
「百忍」とは〝忍〟を〝百回〟書き記すほど耐えるという意味になります。
いま、まさに、世の中は「変に処して」であり、
そして「百忍」の心で乗り切らなくてはなりません。

綺麗な花が咲かずとも、幹の根はしっかりと生やしているのごとく、
今のような大変なときこそ、しっかりと地に足を着けて乗り越えることで、
質的な成長を遂げることができるはずです。

画像は、西栄寺西宮坊の切り株に座す古仏さまです。
合掌

コロナウイルスには負けへんぞ!

コロナウイルスのおかげで社会全体が騒然としています。
私たちにできることは限られていますが、
そのなかでも、身体の中の防御システム〝免疫力〟を高めることは、
極めて重要といえます。
ただ、コロナウイルスに有効かどうかは、
エビデンスが確立されているわけではありません。
しかしながら、ただテレビの報道を見ているだけでは、
不安が募るばかりではないでしょうか。

吉田部長がこれまでに取り組んできた〝健康セミナー〟のなかに、
「免疫力を高める食事」についての話題があります。
ポイントは、「手作りの和朝食をゆっくり食べる」にあります。

ひな祭り

デイサービスに飾られている〝ひな壇〟は、
利用者さまの幼き時代の想い出に寄り添っています。

思えば、
私たち日本人は昔から
〝ハレ〟の日を楽しむため、
いろいろな行事を生み出してきました。
〝祭り〟はその最たるものですが、
そのような祭りには、
平穏無事、家内安全、無病息災などを願う
祈りが込められています。

すべての利用者さまにご利益がありますように。

西淀互礼会

大阪市西淀川区の新年互礼会に、お寺の介護はいにこぽんとして出席いたしました。
互礼会は、西淀川区地域連合会や社会福祉協議会などが共催し、議員さんはじめ、教育、医療、福祉の要になる地域の方々が出席し、親睦を図る会です。
今年で3回目の出席ですが、引き続き、地域の中で尽力できるよう心を強くしています。

おせち

最近はおせち料理を自宅で作ることも少なくなりましたが、おせち料理の一品一品には、その一年を無事に過ごすための祈りが込められています。
私たちは古来より、不安定で不確かな無常という日常を〝祈る〟ことで安楽を得てきました。科学技術が目覚ましく発展した現代社会においても〝祈り〟は、心の不安を取り除く大切な行いです。
お寺の介護はいにこぽんでも、お正月は入居者さまにおせち料理を召し上がっていただきながら、今年一年の安楽を願います。

新年度

新元号を迎え、謹んでお慶びを申し上げます。

新年度にあわせて新元号が発表されました。
本年は「令和元年」となります。
個人的なことですが、今年は満50歳の節目であり、当西栄寺に入寺し20年目の節目であります。
節目が重なってめでたい気持ちと、それ以上に、これからの人生を悔いが残らないよう、心豊かに穏やかに日々を送りたいと心を強くする次第です。(吉田部長)

我行精進 忍終不悔(がぎょうしょうじん にんじゅうふけ)

行く道は精進にして
忍びて終わり悔いなし (讃仏偈)

発表の瞬間を待つ利用者さま

森伊蔵

親しくしてくださっている檀信徒から戴きました。
なかなか手に入らないものと聞いていて、一度は口にしてみたいと思っていました。思いもよらない贈り物に感激しています。
来たる、お寺の介護はいにこぽん職員総会でみんなんと分かち合おうかなと思いめぐらしています。

おひな様

介護施設ではおひな様をお飾りして祝っております。
高齢者もおひなさ様をみて、幼き自分の思い出を巡らして心穏やかになってくだされば嬉しい限りです。
私たちは、『今』にしか喜びを感じることができません。
「その瞬間を生きる!」ことはとても大事なことです。
しかし、どのように生きてきたか、どのような素晴らしい体験をしたか、宝物のような思い出がどれくらいあるか、このことは、『今』をどのように生きるのか、を支える重要な要素になります。
一説には、人の脳は、辛い思い出も徐々に美しい思い出に変える働きをするといわれています。
一方で、悲しい思い出や辛い思い出があるから、美しい思い出が際立ってくるともいえます。
どのような人にも、純真で愛らしい幼き時代がありました。
この世に生をうけて、美しい思い出を重ねてきた人生。
「人生〜って嬉しいものですね〜♬」美空ひばり 愛燦燦