森伊蔵

親しくしてくださっている檀信徒から戴きました。
なかなか手に入らないものと聞いていて、一度は口にしてみたいと思っていました。思いもよらない贈り物に感激しています。
来たる、お寺の介護はいにこぽん職員総会でみんなんと分かち合おうかなと思いめぐらしています。

おひな様

介護施設ではおひな様をお飾りして祝っております。
高齢者もおひなさ様をみて、幼き自分の思い出を巡らして心穏やかになってくだされば嬉しい限りです。
私たちは、『今』にしか喜びを感じることができません。
「その瞬間を生きる!」ことはとても大事なことです。
しかし、どのように生きてきたか、どのような素晴らしい体験をしたか、宝物のような思い出がどれくらいあるか、このことは、『今』をどのように生きるのか、を支える重要な要素になります。
一説には、人の脳は、辛い思い出も徐々に美しい思い出に変える働きをするといわれています。
一方で、悲しい思い出や辛い思い出があるから、美しい思い出が際立ってくるともいえます。
どのような人にも、純真で愛らしい幼き時代がありました。
この世に生をうけて、美しい思い出を重ねてきた人生。
「人生〜って嬉しいものですね〜♬」美空ひばり 愛燦燦

介護ロボット

介護の世界にもいよいよロボットが進出してきます。
当施設ではしばらく導入はいたしませんが、各方面から積極的に案内がきます。
主には、コミニティーロボットといわれる、話ができるのはもちろんのこと、ゲームができたり、レクレーション、ラジオ体操など、多くのプログラムがあるようです。
そのほか、介助者の手助けをするアシストロボットの開発も目覚ましい進歩をしているようですし、
自動車の自動運転も近い将来実現するのは間違いありません。
医療や福祉は、人と人の関わりの中で相互に助け合うのが根本の理念です。ロボットやAIなどの人工知能がこのような根本理念にどのような影響を与えるのか、私たちは自分の問題として、引き寄せて考えなければなりません。